信頼と技術で未来を支える建設業

見えないものを“見える化”。

このページでは、当社の非破壊検査工法のすべてを詳しくご紹介しています。
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🛠 1. 工法の説明(非破壊検査|X線探査)

X線探査は、コンクリート構造物内部を壊すことなく調査できる「非破壊検査」のひとつです。

コンクリートの中には、鉄筋・電線・配管・空洞などさまざまな埋設物が存在しています。これらを把握せずに施工すると、以下のような重大なリスクを引き起こします。

  • 鉄筋の切断による構造強度の低下
  • 配管破損による水漏れ・ガス漏れ
  • 作業中断・スケジュール遅延

📷 検査の仕組み

X線を対象部に照射し、反対側でフィルムやデジタルセンサーにより透過像を取得。鉄筋や配管、空洞の位置・密度が明確に映し出され、内部の構造が視覚化されます。

医療現場で使用されるレントゲン技術と同様の原理で、わかりやすく・確実に“見えない構造”を把握することが可能です。

✅ 導入メリット

  • 図面が存在しない・信頼できない現場でも安全に事前確認が可能
  • 穿孔や切断の位置を正確に判断、埋設物との接触を回避
  • 事故や手戻りのリスクを最小限に
  • 夜間・短時間調査にも柔軟に対応
  • 現場での撮影結果をもとに、即日レポート(報告書)の提供が可能

「見えない部分を、正確に“見える化”する技術」──
それがX線による非破壊検査であり、作業の安全性と確実性を支える最前線の技術です。

🔧 2. 活用シーン(X線調査が活きる現場)

X線調査は、構造物の内部が「見えない」「図面が不明」な現場で、大きな力を発揮します。

  • 🏥 病院・研究施設など静音・衛生が求められる場所
    無音・無振動で施工中の騒音や粉塵リスクを最小限に。特に清潔・静粛性が求められる現場で重宝されます。
  • 🏬 稼働中の商業施設・オフィスビル
    日中の営業を止めることなく調査が可能。目視できない埋設物も正確に把握し、追加工事や誤施工を未然に防ぎます。
  • 🏚️ 老朽化した建物・構造図が不明な物件
    古い建物で図面がない、あるいは信頼できない場合でも、リアルタイムに内部を可視化して安全な施工計画を立案できます。
  • 🤝 コア抜きと組み合わせた効率的な施工
    X線で内部を把握 → 穿孔位置を決定 → コア施工へ。ムダ打ちや再施工のリスクを減らし、現場全体の効率と安全性を高めます。

調査と施工をワンストップで提供できることが、私たちの強みです。

🔍 3. 施工の流れ(X線探査のステップ解説)

X線探査は、たった4ステップでコンクリート内部を安全・正確に“可視化”します。

  1. 撮影範囲の確認と下準備
    まずは施工図や現場状況を確認し、どこを・何のために調べるかを明確にします。
    撮影対象の面を清掃し、機器を安定して設置できるよう準備します。
  2. X線照射と撮影
    対象部位にX線を照射し、専用フィルムまたはデジタル機器を用いて透過画像を取得します。
    これにより、鉄筋・配管・電線管などの埋設物の有無や位置を確認できます。
    ただし、電線管よりも太い鉄筋、あるいは並列配置された鉄筋が存在する場合、それらの背後に位置する電線管は解析できません。
  3. 撮影データの解析
    現場で撮影したフィルムデータをもとに、レントゲン車内で現像・解析し、現地で結果をご説明いたします。
  4. 穿孔位置の決定(必要に応じて)
    調査結果をもとに、コア抜きやアンカー打設の位置を正確にマーキング。
    “無駄打ち”を防ぎ、安全で効率的な次工程につなげます。
  5. 撮影データのお渡し
    撮影データは紙かデジタルデータでお渡ししております。
🛠️ 4. コアシステムならではの強み

X線探査は、ただ照射するだけでは意味がありません。

どれだけ正確に“映すか”── それが品質を大きく左右します。

当社には、有資格者による専任チームが在籍。事前準備から撮影・解析まで、すべてワンストップで対応します。

現場で取得したデータはレントゲン車内で確認・解析し、報告書作成にも対応しています。スピードと確実性を求める現場にも、柔軟にお応えします。

  • 図面のない建物でも、内部構造を正確に把握
  • 鉄筋・配管位置をもとに、安全なコア抜き計画が可能
  • 稼働中施設でも、静かに・確実に探査を実施

見えない場所の“不安”を、画像で“確信”に。
それが、私たちコアシステムの“仕事”です。

❓ 5. よくある質問(Q&A)

Q. 鉄筋と配管、両方見えるんですか?
A. はい、X線画像で鉄筋・配管・空洞などの埋設物を判別できます。密度の違いを活かして、弊社の熟練技術者が明確に読み取ります。

Q. コンクリートが厚くても撮影できますか?
A. はい、約300mmの厚さまで対応可能です。現場状況や構造物の密度に合わせて出力を調整し、鮮明な画像を取得します。

Q. 撮影中に音や振動は出ますか?
A. いいえ、X線装置は低騒音・無振動。病院・学校・オフィスなどでも周囲に影響なく使用可能です。

Q. 撮影結果はすぐに確認できますか?
A. はい、レントゲン車内で画像を解析・現像し、現場で即時にフィードバックが可能です。(現像にかかる時間は10分程度です)
急ぎの案件にもスムーズに対応いたします。

Q. 調査結果の報告書も作成できますか?
A. もちろんです。(報告書に必要な図面等はご用意ください)

Q. X線作業には資格が必要ですか?
A. はい、国家資格「X線作業主任者」が必要です。弊社では有資格者が常駐し、確かな安全と品質を提供しています。

Q. 安全対策は大丈夫ですか?
A. はい、ご安心ください。遮蔽材の設置、立ち入り管理、線量のモニタリングなど、法令に準じた万全の体制を整えています。

📂 6. 技術資料ダウンロード

現場で役立つ要領書・ガイドラインをPDF形式でご覧いただけます。
調査・施工前の準備から、安全対策、報告書の参考資料まで幅広くご活用ください。

🔽 X線による非破壊検査マニュアル(PDF)を表示

※ ご希望の資料が見つからない場合や、報告書のサンプルをご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

🚑 7. お問い合わせ

どんなご相談でも構いません!
現場経験豊富なスタッフが丁寧に対応します。

📩 お問い合わせフォームはこちら

または、info@coresystem.jp までメールでご連絡ください。

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